57億円を拠出「イバンカ基金」に

11/04 01:03
来日2日目のアメリカのイバンカ大統領補佐官が、国際会議で働く女性へ、メッセージを発信した。
3日午後6時半前、滞在2日目となる、イバンカさんを夕食会に迎えるため、都内にある5つ星の旅館にやって来た、安倍首相。
そこで待つこと、およそ7分、イバンカさんが到着した。
カメラに手を振り、親しさをアピールする2人。
このあと、およそ2時間は、日本の食材を使った創作フランス料理を楽しんだという。
さらに、イバンカさんが、インスタグラムで公開した会食の様子には、雅楽による生演奏が。
これは、安倍首相による、イバンカさんの誕生日を祝った演出だった。
午後8時45分ごろ、安倍首相は「楽しかったです」と述べた。
厚遇ぶりは、午前中に開催された、政府主催の国際会議の議場でも。
イバンカさんをこの時、先導したのも、安倍首相だった。
イバンカ大統領補佐官は「(働く女性の割合は)日本での安倍首相の政策によって、さらなる進展が見られます。その核となっているのは、アベノミクス。つまり、ウーマノミクスです」と述べた。
安倍首相によるアベノミクスが、女性の社会進出を推進していると、賛辞を述べた、イバンカさん。
実はその直前に、安倍首相は「イバンカさんは、本年のG20のハンブルクサミットで、『女性起業家資金イニシアティブ』の立ち上げを主導されました。日本は、このイニシアティブを強く支持します。そして、最大拠出国の1つとして、5,000万ドル(日本円で、およそ57億円)の支援を行うことを決定しました」と述べている。
イバンカさんが立ち上げを主導した国際的な基金に、およそ57億円にのぼる資金援助を表明した。
基金は、国連の世界銀行に属し、イバンカさんが直接運営するものではない。
しかし専門家は、大きな意味があるという。
明治大学政治経済学部・海野素央教授は「57億円というのは、世界銀行における、イバンカさんの評価を高める意味合いも含む。狙いは、トランプ大統領。イバンカ氏は、特別な存在であるということを読んで、日本政府の意図することを、イバンカさんを介して、トランプ大統領に言ってもらう。その57億円と、首相のアテンドと、ディナーでしょうね」と話した。
安倍首相以外にも、足早に要人と会合を重ねたイバンカさんは、4日帰国する予定となっている。

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