注目の演説 ほとんど貿易

11/10 18:08
アメリカのトランプ大統領が、APEC(アジア太平洋経済協力会議)で演説を行った。
トランプ政権のアジア政策を示すとあって注目を浴びたが、演説のほとんどは、貿易問題に費やされた。
南シナ海問題など、安全保障問題については、特に新味のある内容の言及はなかった。
トランプ大統領は演説で、「自由で開かれたインド太平洋地域」とのキーワードを使って、これまでの各国との貿易不均衡問題について訴えたうえで、公正な貿易を実現するとして、各国と2国間の貿易協定の締結を目指す考えを示した。
トランプ大統領は、演説で「インド太平洋地域で、法の支配や航行の自由が尊重されるべきだ」とは述べたものの、中国の一方的な海洋進出について、明示的な名指し批判はしなかった。
しかし、経済面では「現在の中国との貿易バランスは受け入れられない」と中国を名指しして、貿易赤字について、あらためて不満を表明した。
中国としては、南シナ海の問題は当事者間の協議で解決すると主張しているため、「超大型商談」の手土産を持たせて厚遇した効果があったとも言える。
直後に同じ会場で行われた習近平国家主席の演説も、経済問題にほぼ終始し、大国間の安全問題に焦点を当てることを避けたかった中国の思惑通りの展開とも言える。

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