清水建設除染事業で下請け「独占」

12/12 12:49
清水建設で原発事故後の除染事業を統括していた執行役員が、下請け企業の除染作業員に自分の実家の草むしりなどをさせていた問題で、この下請け企業が、清水建設の除染事業で、独占的に下請けに入っていたことがわかった。
清水建設の執行役員は、自分の実家の草むしりと雪かきを、3年にわたって、下請け企業の除染作業員にさせていたことが、FNNの取材で発覚し、8日に辞職した。
関係者などによると、この下請け企業は、執行役員との結びつきを強めることで、清水建設の複数の除染事業で、まとめ役の1次下請けとして入り、この3年で、売り上げをおよそ倍の100億円に伸ばしているという。
「草むしり」に参加した除染作業員は、「清水建設の偉い人だから、仕事をくれている人だからと、(下請け企業の幹部が)言ってました。その人がいるから、(うちの会社は)除染作業が尽きないと」と話した。
下請け企業の代表も取材に対し、「執行役員は得意先だった」と話していて、除染事業でのゼネコン幹部と下請け企業との癒着の構図が明らかになった。
一方、この問題について、中川環境相は、閣議後の記者会見で、「環境省としては、草むしりなどの費用が除染工事として請求された事実は確認していない」としながらも、「除染工事に疑義を持たれるような行為は、誠に遺憾」と述べた。

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