鹿島建設と清水建設を捜索 リニア工事で不正か

12/18 18:50
リニア中央新幹線の建設工事、総工費は9兆円にものぼる。その受注をめぐって、大手ゼネコン4社の中で、談合が行われていた疑いが強まり、18日、このうち2社の家宅捜索が行われた。
総工費およそ9兆円。
JR東海が10年後の開業を目指す、今世紀最大級のプロジェクト「リニア中央新幹線」。
その建設工事の入札経緯をめぐり、「スーパーゼネコン」と呼ばれる大手4社の談合疑惑が強まっている。
18日午前9時15分、東京地検特捜部などが家宅捜索に入った。
東京地検特捜部と公正取引委員会の捜索を受けたのは、鹿島建設と清水建設の本社など。
入札前にゼネコン同士で協議し、不正に受注調整をした独占禁止法違反の疑いが持たれている。
この2社に、大林組と大成建設をあわせた大手4社は、リニア中央新幹線の建設工事22件のうち、およそ7割にあたる15件を受注していた。
しかも、各社3から4件ずつと、ほぼ均等になっている。
その疑惑の工事の1つが、リニアの非常口工事。
この件で、大林組は12月8日、偽計業務妨害の疑いで、特捜部の捜索を受けている。
大林組は、JR東海の担当者から工事費用に関する情報を聞き、それをもとに、ほかの企業に受注を見送るよう、不正に働きかけたとみられている。
大手4社の幹部らは、月に1回程度、会合を開いていたこともわかっているが、関係者によると、大林組の幹部が任意の調べに対し、「ほかのゼネコンとは、技術上の意見交換をしていた。価格に関して話したりしてない」と説明。
鹿島建設と清水建設の幹部らも、受注調整を否定しているという。
特捜部などは、リニア工事全体で不正が行われていたとみて、今後、大成建設などについても、捜査を進めるものとみられる。


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