トランプ氏「最側近」 直撃に「チャイナ」連発

12/20 01:28
アメリカのトランプ大統領が、新たな国家安全保障戦略を発表。その真意や経済政策について、トランプ氏の側近中の側近を、フジテレビ・椿原慶子キャスターが直撃した。

椿原キャスター「お時間をいただき、ありがとうございます」
バノン前首席戦略官「呼んでくれてありがとう」

椿原キャスターが出迎えたのは、アメリカのスティーブ・バノン前首席戦略官。
トランプ大統領の最側近だった人物で、「陰の大統領」とも呼ばれていた。

椿原キャスター「今もトランプ大統領とは、頻繁に話すんですか? どれぐらいの頻度で話しますか?」
バノン前首席戦略官「よく連絡を取っている」
椿原キャスター「具体的な政策についてなど、アドバイスすることもあるんですか?」
バノン前首席戦略官「意見を求められたら言います」

退任から4カ月たった今もなお、トランプ大統領と頻繁に連絡を取るというバノン氏。
一方、そのトランプ大統領は18日、政権発足後初の国家安全保障戦略を発表し、力による平和など、アメリカ第一主義に基づく4つの柱を打ち出した。
トランプ大統領は、「われわれは、アメリカの影響力・価値・富に脅威を与えるロシアと中国という競合勢力と対峙(たいじ)している」と述べた。
バノン前首席戦略官は、「これらは、トランプ大統領の20〜30年の経験から生まれたものだ。全ての日本人に読んでもらいたい」と語った。
その戦略の目玉となったのは、中国の位置づけ。
バノン前首席戦略官は、「これまでの政策をひっくり返した。『中国が台頭しても問題がない。なぜなら戦略的なパートナーだからだ』ではなく、『中国は、実際は戦略的な競合勢力である』と」と語った。
アメリカにとって中国は、「戦略的パートナー」ではなく、「戦略的競合勢力」だと、大きく転換させた。
さらに、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮について、トランプ大統領は、「ならず者国家」と非難。
そのうえで、トランプ大統領は「金正恩(キム・ジョンウン)体制への最大限の圧力をかけた。わたしたちのキャンペーンは、今までで最も厳しい制裁をもたらした」と、その成果をアピール。
しかし、バノン氏は、制裁の効果はないと指摘する。
バノン前首席戦略官は、「北朝鮮のミサイルや核の開発は、中国の支援がなければできないことは明らかだ。北朝鮮は、中国の従属国だ。武器も、経済が成り立っているのも、中国のおかげ。何もかも、中国、中国、中国だ」と述べた。
北朝鮮問題でも、中国の存在が鍵になると繰り返した。
そして日本に対しては、中国の海洋進出を念頭に、「中国は、南シナ海が自分たちのものだと言っている。どうなっているのか、日本人は自問すべきだ。アメリカが日本に(軍事力強化を)強いることはできないが...」と指摘した。
一方で、アメリカが脱退を決め、残りの11カ国で大筋合意したTPP(環太平洋経済連携協定)については、その効果を完全に否定した。

椿原キャスター「あなたが主張していたTPP離脱についても、トランプ大統領、表明しましたけれども」
バノン前首席戦略官「アメリカにとって最も徳になることは、貿易協定や取り組みに入らないことです。世界で何が起きるかわからないですからね。その代わり、日本と直接的で強力なパートナーシップ、貿易関係を持つことです。TPPは(自国第一主義と正反対の)『グローバリスト・メンタリティー』の完璧な例です。日本は、国連やTPP、世界に多大なる真剣な取り組みをしています。それが、日本をより安全な国にしましたか? 答えは明らかにノーです」

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