白鵬・鶴竜減給 「貴」親方は?

12/20 20:12
暴行事件に関与した力士への処分が公表された。そして、暴行現場での新たな事実も明らかになっている。

高野危機管理委員長は、「昨日夜7時から貴ノ岩の聴取をした。その結果、最終報告に達することができた状況」と語った。
臨時理事会を終え、午後4時すぎから会見に臨んだ、日本相撲協会の危機管理委員会。
臨時理事会では、八角理事長と再び真正面で対峙(たいじ)した貴乃花親方の処分について、「貴乃花親方については、まだ聴取に至っていない。本日の段階では、評価はしません」と語った。
貴乃花親方への処分は先送りになるとされた一方、暴行現場にいた力士らについては、処分内容が発表された。
鳥取市内の飲食店での2次会に同席していた、横綱・白鵬と鶴竜について、日本相撲協会の八角理事長は「白鵬は来年(2018年)1月の給与の全額を不支給、2月の給与を50%カットとします。つまり、白鵬は給与なしで初場所に出場することになります」、「白鵬は、第1人者でありながら、暴力を防げず、大相撲の信用失墜を招きました。その責任は、軽くないと考えました」と語った。
同様に鶴竜も、1月の給与は全額カットになることが発表された。
質疑応答では、記者から、19日になり、聞き取り調査が実現した貴ノ岩の様子などについて質問が飛んだ。
高野危機管理委員長は「(実際に会って、貴ノ岩の様子は?)快方に向かっているということは、間違いないと思います。ただし、稽古していませんので、体力は落ちていると。体重も減っていると言っていました」、「(貴乃花親方の聴取はいつ?)近日中というか、なるべく早い時期に双方の日程を合わせてヒアリングするという合意には達しています」などと語った。
そして、暴行事件の当事者、元横綱・日馬富士については、日本相撲協会の八角理事長は「日馬富士については、横綱審議委員会の諮問結果をふまえて、理事会としても引退勧告相当であることを確認しました。功労金についても、協議しました。今後の検察の処分などをふまえながら、規定の金額から減額を検討することとなる」と語った。
退職金にあたる功労金の減額が、検討されることになった。
貴ノ岩への聴取をふまえ、まとめられた調査結果報告書では、暴行事件について、新たな事実が明かされた。
高野危機管理委員長は、「白鵬らの説教が一段落したと考えた貴ノ岩は、LINEが来たようですが、スマートフォンの操作を始めた。『友達からLINEが来た』と。『彼女です』、『女性です』と」と語った。
日馬富士の暴行のきっかけとされる白鵬の説教中に、貴ノ岩がスマートフォンを操作したことについて、白鵬の説教が一段落したと考えた貴ノ岩が、LINEの操作をした際、最後に「彼女です」などと答えていたことがわかった。
鏡山危機管理部長は「貴ノ岩の救済について説明します。貴ノ岩は現在、入院中です。暴力被害の後遺症があるということで、貴ノ岩は一方的な暴力を受けた被害者ですので、協会全体として守るべき力士だと、理事会で確認しました。仮に次の1月場所も休場するような場合は、その次の3月場所に、番付については配慮をしようということになりました」と語った。
相撲協会は、来週の28日に臨時理事会と評議員会を開催。
貴乃花親方の処分などを、協議するとみられる。

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