貴乃花親方、聴取の行方

12/22 18:05
22日にも、協会による貴乃花親方への聴取が行われるともみられる中、親方の援軍ともみられる動きが出てきた。2018年の理事選に向け、事態は風雲急を告げている。
貴乃花部屋後援会の緒方正年会長は「『おかえり』って、景子夫人が迎えに来て、涙出ましたよ、やっぱり」と話した。
千秋楽の翌日、貴ノ岩を九州場所が行われた福岡から東京の貴乃花部屋まで、新幹線で送り届けたという後援会長。
部屋に着いた時の様子を「貴ノ岩が『おかみさん、僕、全然悪いことしてないのに、一方的にたたかれて』。(景子夫人は)『ちゃんと警察に届けているから、警察が今、調べているところだから。こっちは、何も悪いことしてないから大丈夫よ』と慰めていた」と話した。
貴乃花部屋では22日、午前中から貴乃花親方が外出。
来週28日の臨時理事会までに、相撲協会の聴取に応じる姿勢を見せていることから、その場に向かうのではと思われたが、行き先は、わかっていない。
協会関係者によると、当初、貴乃花親方は、20日の臨時理事会当日に聴取に応じる意向を示していたものの、時間などの折り合いがつかず、現在も調整中。
また、貴乃花親方は、聴取の際に弁護士を同席させる可能性があるという。
横綱審議委員会の北村正任委員長は「貴乃花親方のこの間の言動は、非難に値する」と述べた。
これまで、協会に反抗するかのような行動を続け、横審からも批判された貴乃花親方。
一方で、角界では、その貴乃花親方を支援するかのような動きがあった。
現役時代、激しい突っ張りと甘いマスクで人気を集めた元関脇・寺尾、現在の錣山親方。
その錣山親方が、同部屋の立田川親方、そして同門の湊親方とともに、所属する時津風一門を離脱したことが明らかになった。
そもそも、一門とは、それぞれの部屋のルーツをもとに集まる派閥のことで、現在、6つが存在する。
時には、離脱や合流など、一門間での移動もあるというが、今回のように、一度に3人が離脱するのは異例のこと。
なぜ、この時期なのか。
東京相撲記者クラブ会友の大見信昭氏は「大相撲界は、12月に入りますと、一生懸命選挙に向かって動き出す佳境の時期。この時期に時津風一門から3人の親方が離脱したというのは、まさに、理事選をにらんだ動きとみて間違いありません」と話した。
2年に一度行われる、相撲協会の理事選。
同じ一門内での結束が必要なこの選挙で、錣山親方は、前回別の一門の貴乃花親方を支援していた。
そして、2018年1月に理事選を控えたこのタイミングでの離脱。
錣山親方は22日、フジテレビの取材に対し、「深い意味はない。自由な立場になって、協会にプラスになることを言えればと、昔から考えていたこと」と、答えた。
当面は、どこの一門にも属さないというが、大見氏は、「こう(離脱)することで、自分たちの態度を鮮明にしたということじゃないですか。実質は貴乃花一門とみて間違いないでしょうから。親方たちの動きは理事選が中心ですから」と指摘している。

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