フィギュア男子SP 五輪3枠めぐる4回転バトル

12/23 03:00
21日に開幕した、全日本フィギュアスケート選手権。
平昌(ピョンチャン)オリンピックの代表が決まる、4年に一度の特別な戦いとなる。
22日夜は、男子ショートプログラム。
優勝者がオリンピック代表に決まる、4年に一度の特別な舞台で、ショートプログラムから、高い完成度の4回転ジャンプが求められる。
まずは、サルコウを得意とする、村上大介選手(26)。
冒頭の4回転サルコウで着氷し、その後も大きなミスなく、この時点でトップに立った。
そして、観客を引きつけたのは、2016年の全日本選手権2位の田中刑事選手(23)だった。
勝負を分ける4回転サルコウを見事に決め、はずみをつけた。
さらに、トリプルフリップとトリプルトゥループ、最後のトリプルアクセルも、高い出来栄え点だった。
遅咲きの努力家、田中刑事選手が、オリンピックを懸けた大舞台で、シーズンベストを記録し、トップに躍り出た。
田中選手は「緊張して、大丈夫かなと思ったけど、失敗してでもいいから、強くやろうとだけ考えて滑った」、「きょう以上の集中力を、フリーではぶつけていきたいと思います」などと話した。
そんなライバルの演技を目の当たりにし、刺激を受けたという、無良崇人選手(26)。
冒頭、難度の高い4回転からのコンビネーションジャンプは、着氷が乱れ、あとのジャンプにつなげることができなかった。
しかし、続くトリプルアクセルは、出来栄え点が2点台と、圧巻のジャンプを見せた。
「今回がオリンピックへのラストチャンス」と語っていた無良選手が、自らを追い込み、シーズンベストを記録して望みをつないだ。
そして、優勝候補の大本命が、リンクへ向かった。
ただ1人、ショートプログラムで2種類の4回転を予定している、宇野昌磨選手(20)。
1本目は、宇野選手の代名詞・4回転フリップを鮮やかに決めた。
2本目の4回転トゥループからのコンビネーションは、後半のジャンプが規定の2回転に足りず、得点を伸ばすことができなかった。
それでも、トリプルアクセルをきれいに着氷し、ミスを引きずることなく、演技をまとめた。
宇野選手は、2位に5点以上の差をつけ、首位発進。
このまま優勝すれば、初のオリンピックが決まる。
宇野選手は「自分のいい滑りからは、遠いものでした」、「フリーに向けて、気持ちをあらためて、オリンピック選考へ強い気持ちで臨みたいなと思います」と話した。

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