平昌五輪代表選考会 8年分の思いを乗せて

12/27 01:06
27日から行われる、スピードスケートの平昌(ピョンチャン)オリンピック日本代表選考会。8年前の悔しさを糧に、この舞台に全てを懸ける選手がいた。
オリンピック出場選手が決まる、27日の最終選考会。
平昌オリンピックでは、500メートルと1,000メートルの2冠に期待がかかる、日本のエース・小平奈緒選手(31)が意気込みを語った。
小平奈緒選手は「しっかり、自分のチャレンジするべきことに集中を注いでいきたいなと思っています」と話した。
そして、最大3つの出場枠を争う、し烈な男子500メートル。
4大会連続のオリンピック出場を目指す、32歳のベテラン・加藤条治選手も、静かに闘志を燃やしている。
加藤条治選手は「こういった注目度の高いレースは、1番経験してきていると思うので、平常心を保って、冷静に、熱く滑りたいと思います」と話した。
そして、もう1人。
強い気持ちを秘めるのが、高木美帆選手(23)。
初めてオリンピックに出場したのは、中学3年生の時。
スピードスケート史上初、中学生オリンピアンの誕生に、世間は驚かされた。
しかし、大きな注目の中で迎えた、初めてのオリンピックの結果は、最下位。
負け知らずだった少女は、この時、初めて負けることを知った。
高木選手は「転んでも最下位はなかったので。ビンタされて、起きたみたいな感じでした」と話した。
さらに、2013年のソチ五輪選考会では、全種目、表彰台圏外で落選。
高木選手は、「何か変えなきゃいけないんだなって思ってました。平昌のあとは辞めるって気持ちで、『ここに全部を懸ける』っていうふうに、そこまでしないといけないなって」と話した。
そして、スケートに全てを懸けた日々が、高木美帆選手を飛躍的に成長させる。
今シーズン、ワールドカップ1,500メートルで初優勝を遂げると、そのまま4戦全勝。
日本記録も塗り替えた。
中学生で、何もわからず立った大舞台。
その舞台は、立つことを義務づけた、戦いの場へと変わった。
26日、高木選手は「本当に懸けてきた場所は、ここではなくて、平昌オリンピックっていうところが大前提で。今回の平昌のオリンピックは、本当に自分で、自分の意思でつかもうと思って、つかみにいったオリンピックになるので。本当に、見える景色っていうのは(2010年バンクーバー五輪とは)だいぶ違うんじゃないかなって思っています」と話した。

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