宇野昌磨、初の五輪へ

12/28 12:19
平昌(ピョンチャン)オリンピックで、メダルが期待されるフィギュア日本代表。28日は、「4回転時代」といわれるハイレベルな技の競い合いの中で、急成長を遂げてきた20歳の宇野昌磨選手に注目です。

驚異のスピードで進化を続けてきた宇野昌磨選手。
羽生結弦選手が不在の中、臨んだ2017年の全日本選手権。
高得点を狙うために取り入れた、難度の高いジャンプが不調に。
宇野選手は「悔しい気持ちの方が強いです」と話した。
しかし、全日本2連覇を果たし、初めてのオリンピックへの切符を勝ち取った。
ジュニア時代の4年前、ソチオリンピック代表権のかかった試合。
宇野選手は「たまたま僕、ショートプログラムが6位に入ってしまって、最終グループに僕も入っていたんですよ」と話した。
ただ、その緊張感に圧倒され、文字通り、夢のままでつかめなかった大舞台。
その後、シニアでの戦いは、決して楽なものではなかった。
宇野選手は「オリンピックの舞台を現実的にとらえたのは、去年くらいから。シニアで戦っていくには、レベルが違いすぎると思っていたので」と話した。
転機は、2シーズン前の世界選手権。
宇野選手は「こんなに体動かないんだっていうくらい、今までで一番体が動かなくて。体が自分のものじゃなかった」と話した。
重圧に押しつぶされ、自分の演技を見失ったことが、宇野選手へ何種類もの4回転ジャンプのチャレンジを決意させた。
宇野選手は「(新しいジャンプに挑戦することに怖さは?)自分の好奇心が『怖い』より勝てるときに、練習するようにしていますね」と話した。
2016年4月、4回転フリップを世界で初めて成功。
さらに4回転ループもマスターするなど、わずか1年足らずで、武器にできる4回転を4種類に増やした。
そして、宇野選手の進化は、ジャンプだけではない。
この夏、宇野選手は、アメリカ、カナダと海外合宿を繰り返し、表現力やスケーティングなど基礎から、さらなるレベルアップを図った。
その成果が今シーズン初戦から現れ、9月に出した自己ベストは、世界歴代2位のハイスコアだった。
プログラム構成の幅を広げた宇野選手は、平昌五輪で1つでもいい色のメダルを狙う。
幼少期から宇野選手を指導する山田 満知子コーチは「今、目指しているのはオリンピック出場ということだけじゃないのでね、やはり、もう1回初心に戻って、あと2カ月頑張ろう」と話した。
宇野選手は「いい演技を目指して、ことし、全然自分が満足いく演技ができていない。次はないという気持ちで危機感を持って挑みたい」と話した。

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