箱根駅伝観戦の名所 歴史に幕

01/10 20:31
名物の駅伝が終わって、ついに営業終了。箱根の人気温泉施設に10日、最後の日がやってきた。
2018年も、日本のお正月を熱くさせた箱根駅伝。
「がんばれアスリート! 箱根小涌園」の大きな看板。
箱根駅伝5区、6区の観戦名所として知られる箱根ホテル小涌園。
10日、およそ60年の営業に幕を下ろした。
藤田観光(株)箱根小涌園・松田隆則総支配人は、「箱根小涌園前は、箱根駅伝とイコールのところもありますので、ことしの駅伝までは営業しなければいけないという使命感はありました」と語った。
最後となった宿泊客は「本当に、駅伝でもしょっちゅう名前を聞くところだし、さびしい気持ちでいっぱい」、「とてもいい思い出をいただいて。本当にさみしいけど」などと話した。
1958年8月に建設が始まった箱根ホテル小涌園。
それまでも「かっぱ天國」と名づけられた温泉施設など、地熱を利用したリゾート施設として人気を誇っていた。
その中心宿泊施設として、ホテル小涌園は、着工から9カ月後の1959年4月に完成。
温泉プールやドライブインを併設するなど、当時としては、最新の設備を盛り込んだ大ホテルだった。
その後も、季節ごとに変わり風呂を開催し、ボージョレ・ヌーボー解禁の時には、ワイン風呂。さらに、バレンタインにはチョコレート風呂など、数々の話題を提供してきた。
藤田観光株式会社 箱根小涌園・松田総支配人は、「今まで団体客を中心に集客していたホテル小涌園の使命が、終了したという認識」と語った。
10日で旗艦施設の箱根ホテル小涌園が営業を終えた一方、道路を挟んだユネッサンをはじめとするほかの施設は、引き続き営業を続ける。
客は「もう50年くらいお世話になっていて。残念ながら、きょうでお別れということで」、「変わる時期なのかな、1つの節目なのかなと感じます」などと話した。
惜しまれつつ、営業に終止符を打った箱根ホテル小涌園。
今後は、個人の客層に向けた新たな施設として、再開発が予定されている。

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