迫る噴石...カメラがとらえた噴火の瞬間

01/24 00:38
草津白根山が噴火。スキー場に偶然、居合わせた人たちが、その瞬間を撮影していた。
白銀のスキー場を進むゴンドラ。
次の瞬間、山肌から、突然立ち上った真っ黒な噴煙。
山頂付近に居合わせた人がとらえた、噴火発生時の様子の映像。
ゴンドラ目がけ、駆け下る噴煙。
そして...噴石が当たり、バチンバチンと音を立てるゴンドラ。
噴煙が、視界を奪う。
23日午前9時59分ごろ、群馬県北西部にある草津白根山の本白根山で噴火が発生。
無数の噴石が、シーズン真っただ中のスキー場に降り注いだ。
現場にいた人は、「ロープウエーのシェルターがあるところまで連れて行かれた時に、上に穴が開いていて、このくらいの噴石。15cmくらい」、「小さいやつは、わたしが乗っていたゴンドラの中に、ガラスを破って入ってきた。生きた心地がしませんよね」などと話した。
草津国際スキー場に設置されたカメラの映像からは、スキー客がいるゲレンデに、次々と噴石が落下し、大きな雪煙が上がっているのがわかる。
噴石から逃れるため、林の方向に逃げる人の姿も確認できる。
この噴火で、スキー場で訓練をしていた陸上自衛隊の隊員1人が死亡。
ほかの隊員や一般のスキー客らあわせて11人が、噴石などでけがをした。
噴石に当たり、左腕を骨折した男性は「必死で逃げた。最初、『え、噴火だ』って、ばって逃げたが、逃げられるわけもなく、噴石がバババババババって飛んできて。もうそれは、ちっちゃくなるしかない。みんな悲鳴とか、自衛隊の人とか。雨あられっていうの、逃げるとこないもん。生きてて良かったっていう感じ」と話した。
また、噴石や停電により、ロープウエーが止まった影響などで、山頂におよそ80人が取り残されたが、全員救助された。
気象庁は噴火警戒レベルを、入山規制を示すレベル「3」に引き上げ、噴火が起きた草津白根山の鏡池付近からおよそ2kmの範囲では、大きな噴石などに警戒するよう呼びかけている。
一方で、噴火した場所からおよそ5km離れている草津温泉や居住地には、今のところ「噴石が届くおそれはない」との見解を示している。

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