独自映像 目の前で噴火 撮影クルーが遭遇

01/24 19:09
23日に噴火した群馬県の草津白根山。噴火の瞬間をテレビ番組のクルーが撮影していました。

一瞬にして真っ暗になったゴンドラの内部。
山頂へ向かうロープウエーに偶然乗り合わせた取材クルーが撮影した、噴火発生時の映像。
23日午前、前ぶれもなく噴火した群馬県の草津白根山。
今回の噴火により、火山列島に潜む危険が、あらためて浮き彫りとなった。
突然の噴火から一夜明けた24日。
噴火から一夜明けたスキー場には、例年より数は少ないそうだが、家族連れや、海外からのスキー客も訪れていた。
草津白根山のふもとにある草津国際スキー場では、一部のコースで、営業が再開された。
スキー客は「特に、火山が近くにあるのは、気にしないで来ちゃいますね」と話した。
しかし、専門家は、火山列島・日本の現実を指摘する。
東京大学地震研究所・青木陽介助教は、「火山のふもとにスキー場は、よくある。蔵王もそうだし、富士山もそうです」と述べた。
火山では、噴火によって噴き上げられたものが周囲に堆積するため、傾斜が緩やかになるという。
一方、火山以外の山は、地面の隆起によって形成されることから、急峻(きゅうしゅん)な峰になることが多いとされる。
このため、傾斜が緩やかな火山のふもとの方が、スキー場を作りやすいという。
東京大学地震研究所・青木助教は、「火山と温泉、スキーと温泉は、結びつきやすい。火山とスキーが結びつきやすいかというと、必ずしもそうではない」と述べた。
一方、草津白根山から、およそ7km離れたところにある草津温泉の観光名所、湯畑周辺では24日、雪が舞う中、記念撮影をする人たちや、周辺を散策する人の姿が見受けられた。
観光客は、「お宿の人たちが、温泉街は火山の影響ないからっておっしゃってたので、なので安心して」と話した。
湯畑のすぐ脇にある建物では、草津伝統の湯もみショー。
多くの人でにぎわっていた。
観光客は「草津の町のあたりは大丈夫っていうことは聞きました」、「でも、ちょっと心配はありました。噴火は、どこまで被害があるかわからない状態だったので」などと話した。
人々が恐れる噴火の影響。
草津町の旅館、飯島館は、「予約は、もうすでに、きょうのキャンセルも出てる。きょうは3件くらいです」と話していた。
創業およそ100年というこの老舗旅館では、すでに10件近くのキャンセルがあり、状況を確認するなどの問い合わせの電話が、50件近くきているという。
飯島館・飯島啓一代表は、「(何が一番不安ですか)風評被害ですね。われわれのところまでは、溶岩も石も飛んでこないから、大丈夫ですよ」と語った。

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