韓国で病院火災 死者37人、けが100人超

01/26 18:23
韓国で病院から火の手が上がり、これまでに37人が犠牲となっている。応急処置室が火元とみられるこの火災、被害拡大を招いた原因は何だったのか。
激しく立ち上る煙、建物の窓からも、黒い煙が吹き出していた。
その煙の中には、人の姿も見られた。
消防隊員の助けを借りながら、はしごを下りているのは、病院の関係者とみられる。
煙の中へと救助に向かう消防隊員たち。
午前7時半ごろ発生した韓国の病院火災は、これまでに死者37人、けが人100人を超える大惨事となった。
消防隊員に抱えられた病院関係者。
当時、病院内にいた人は「もう死ぬと思い、息がまともにできませんでした。ドアが開かず、『助けて!』と叫びました」と話した。
火災が発生したのは、釜山からおよそ100km離れた韓国南部の街、密陽(ミリャン)市にある世宗(セジョン)病院。
本館と別館に分かれた6階建ての総合病院で、出火当時、177人が入院。
本館1階の応急処置室が火元とみられている。
消防関係者は「病院の看護師は、『自分たちが応急処置室で仕事をしていたところ、突然、後ろで火事が起こった』と証言している」と話した。
火は、発生から、およそ3時間後に消し止められた。
鎮火後の応急処置室の写真には、部屋全体が焦げて真っ黒。
ストレッチャーも真っ黒になっていた。
死者の多くは、この応急処置室のある1階と2階、そして5階の病室で発見されたという。
犠牲者の多くは、高齢者や体の不自由な患者で、なお10人が予断を許さない状況だという。
目撃者は「(病院の)屋上や窓から手を振り、『どうか助けてください』と叫んでいた」と話した。
韓国政府は、大統領府に危機管理センターを立ち上げ、現場に李洛淵(イ・ナギョン)首相と、災害担当相を派遣した。
火災原因について、病院側は「応急処置室の天井で電気がショートして火災が発生した可能性がある」と言及。
また、病院にはスプリンクラーが設置されておらず、被害拡大の要因など、警察・消防当局が調べている。

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