名門派閥で「お家騒動」

02/01 21:05
トップが交代しなければ、集団離脱。自民党名門派閥が、揺れに揺れている。
1日正午に会合を開いた、自民党の額賀派。
机に並ぶ弁当は、鉄の結束を意味する「一致結束箱弁当」と呼ばれている。
しかし、会合は空席が目立ち、結束には程遠い状況。
今、額賀氏を会長ポストから降ろそうとの動きが活発化している。
その額賀派のルーツといえば、「キングメーカー」とも言われた田中角栄元首相。
その流れをくむこの派閥からは、竹下 登氏、橋本 龍太郎氏、そして小渕恵三氏と、3人の首相が誕生。
名門派閥として、君臨してきた。
しかし、2009年に会長に就任した額賀氏は、首相候補と目されず、人事などでも派閥の存在感が低下していた。
元額賀派関係者からは、「額賀さんは何もしない。自分のポストばかり考えている」という声も聞かれている。
こうして、たまりにたまった不満を、今回爆発させたのが、額賀派の参院議員21人。
今回の派閥の会合をボイコットし、独自の会合を開いた。
このグループは、銀座の超有名すし店「久兵衛」の「バラちらし弁当」で一致結束。
求めるのは、額賀氏の会長交代で、応じなければ、派閥から集団離脱するとしている。
吉田参院幹事長は「衆院側の結果によって、われわれが判断することです」と話した。
対する額賀氏は、会長交代の要求を拒否し、参院額賀派のトップ・吉田参院幹事長と衝突。
吉田参院幹事長が、「わたしには、失うものはない」との発言に対し、額賀氏は、「わたしにも失うものはない。俺は何もしていない」と発言。
この発言に、吉田参院幹事長は、「何もしていないのが問題なんだ」と話した。
参院側が目指すのは、竹下元首相の弟・竹下 亘総務会長の会長就任。
進退が問われる額賀氏は、午後4時前、「そんなに長引かせる話ではないので、しっかりと結論を出したい」と述べた。
分裂騒動の裏にあるのが、2018年秋の自民党総裁選挙。
安倍首相の3選支持を念頭に置く額賀氏ら衆院側と、石破元幹事長の支援も視野に入れる参院側のそれぞれの思惑が、安倍政権の今後を左右する可能性もある。

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