五輪前日 「北」が軍事パレード

02/09 00:28
「ほほえみ外交」を展開する北朝鮮。軍事パレードを強行。
韓国東部・江陵(カンヌン)で、8日夜に開催された、北朝鮮の三池淵(サムジヨン)管弦楽団の初公演に集まった人々。
訪れた人は、「宝くじに当たった気分です。一生であるかどうか、わからないことですから」と話した。
公演で、北朝鮮側司会者は、「このようにお会いすると、別れた親兄弟と再会したかのように感激して、うれしいです」と語った。
平昌(ピョンチャン)オリンピック開幕を9日に控え、南北の融和ムードが高められる一方。
黒のコートに身を包み、李雪主(リ・ソルジュ)夫人をともなって現れた、金正恩(キム・ジョンウン)委員長。
平壌(ピョンヤン)中心部の広場で行われた、朝鮮人民軍創建70周年を記念した軍事パレードで演説した。
金正恩委員長は、「きょうの軍事パレードは、世界的な軍事強国に発展した、強大な北朝鮮の地位を誇示することになるだろう」と述べた。
韓国国防省関係者は、「午前11時半から行われたパレードには、兵士およそ1万3,000人が参加。1時間半にわたって行われ、2017年4月の3時間だったパレードに比べ、規模を縮小した」と分析している。
今回の軍事パレードには、アメリカや日本を意識したのか、発射実験に成功した「火星12型」や「火星14型」、さらにはICBM(大陸間弾道ミサイル)の「火星15型」など、大型の弾道ミサイルが初めて登場。
その一方で、今回登場した兵器からは、韓国へのメッセージが読み取れると、フジテレビ・能勢伸之解説委員は分析する。
能勢解説委員は、「今回初めて登場した弾道ミサイルシステムですが、ミサイルそのものは、短距離弾道ミサイル。つまりは『対韓国作戦用』。韓国に対して、北朝鮮は平昌五輪にからんで、融和的姿勢を見せたと言われていますが、平昌五輪後をにらんで、かなり厳しい姿勢、圧力をかけようとしているように見える」と語った。
韓国大統領府は8日夕方、平昌オリンピックの高官の代表団の一員として、9日に韓国を訪問する金正恩委員長の妹・与正(ヨジョン)氏と、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が10日、昼食をともにし、会談すると発表した。

公式Facebook 番組からのメッセージ

FNN
FNNスピーク
みんなのニュース