ブランド体感 新たな消費戦略

02/09 00:43
渋谷に誕生する、新しいタイプの商業施設。「モノ消費」、「コト消費」に続く、新たな消費スタイルとは。
東京・渋谷のパルコ・パート2跡地に、9日にオープンする複合商業施設。
その名も「hotel koe tokyo」。
店の中で一番目を引くのは、広い売り場ではなく、ベンチにもなるという大きな階段。
物をたくさん売るというよりは、店の雰囲気をじっくり味わってもらいたい、そういう狙いがある。
1階には、イベントスペースと飲食店。
ストライプインターナショナル・石川康晴社長は、「ラーメン屋・居酒屋・洋食屋・パン屋・カフェの要素が全部混ざった、渋谷らしいカオスな日本のソウルフードになってます」と話した。
2階は、アパレルと雑貨のお店になっている。
セルフレジを導入し、夜間は、無人で営業。
店側の人手不足解消だけでなく、遅い時間まで買い物を楽しみたい外国人観光客や、会社帰りの若者などの囲い込みを目指す。
そして3階には、商業施設にもかかわらず、なんとホテルが。
10室あるうちの一番大きな部屋には、古き良き日本を感じられるような、離れが設けられている。
ホテル併設型の、この商業施設。
運営するのは、アパレルメーカー。
その狙いは、「ブランドの丸ごと体験」。
つまり、消費を物語として語れる「ストーリー消費」だと、専門家は注目する。
流通アナリスト・渡辺広明氏は、「日本の企業だと、なかなかアパレルだけで世界発信できないので、いろいろな、今回の渋谷のような訪日外国人が多いところで、新しいストーリー消費のような展開をして、お客様にそのブランドを素早く認知いただく」と話した。
SNSなどにより、情報を世界中に拡散させられる時代だからこそできる戦略。
「hotel koe tokyo」の仕掛け人、ストライプインターナショナル・石川社長は、「衣食住、さらに文化まで入れて、アート・音楽・宿泊スペース・アパレル・食、全部閉じ込めた日本のカルチャーを発信するストアとして、これから世界に出ていきたい」と話した。
「日本の流行発信地・渋谷」から、「世界の流行発信地・渋谷」となる日が、もうすぐやって来るかもしれない。

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