北朝鮮が韓国大統領に訪朝要請 親書手渡す

02/10 18:52
国際政治の世界で、オリンピック外交が活発に行われている。
10日午前11時ごろ、韓国大統領府を訪れた北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長の妹・金与正(キム・ヨジョン)氏。

金与正氏「またお目にかかりましたね」
韓国・文在寅(ムン・ジェイン)大統領「きのうは寒かったが、大変ではなかったですか?」
金与正氏「はい。大統領がたくさんお気遣いしてくださり、不便なく過ごしました」

与正氏は、会合が行われる部屋に入ると、まずテーブルの上に両手を使って、丁寧に青いファイルを置き、席に座った。
このファイルに、金委員長の親書が入っていたのだろうか。
ややこわばった表情の与正氏だったが、文在寅大統領と握手した際には、一瞬笑みを浮かべた。
9日夜は開会式に参列し、北朝鮮の選手団が合同で入場した際には、立ち上がって拍手をしていた与正氏。
10日、文大統領と会談した与正氏は、昼食を共にし、およそ2時間半にわたり、意見を交わした。
キム・イギョム大統領府報道官は「『都合のよい時間に、北を訪問してくださるということを要請する』という、金正恩委員長の意思が伝えられた」と述べた。
与正氏は、兄の正恩委員長から預かったという親書を手渡し、文大統領の訪朝を要請。
これに対し、文大統領は、「条件を整えて、実現するようにしよう」と伝えたという。
もし文大統領が訪朝し、金正恩委員長と会談すれば、2007年の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と金正日(キム・ジョンイル)総書記が会談してから11年ぶりとなる、南北首脳会談となる。
与正氏が、大統領府に記帳した直筆の署名。
そこには、「平壌(ピョンヤン)とソウルが、わたしたち民族の中で、さらに近くなって、統一繁栄の未来が前倒しになることを期待します」と書かれていた。
一方、9日夜に行われたレセプションで同席した、北朝鮮の金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長と会話し、全ての拉致被害者の帰国を求めたという安倍首相。
拉致被害者・横田 めぐみさんの母・早紀江さんは10日、「話ができたのはありがたい。チャンスを生かしてほしい」と、拉致問題の解決に期待を示した。
10日、安倍首相は、平昌(ピョンチャン)の選手村を訪問。
安倍首相は「日本中が皆さんを応援しています。そのことを伝えに、きょうこうして、ここに来ました。頑張ってください」と述べた。
スキージャンプに出場する葛西紀明選手や、高梨沙羅選手らを激励した。
このあと安倍首相は、焼肉店に入り、生カルビやユッケ、冷麺などを食べたという。
安倍首相は10日、日本に帰国する。

公式Facebook 番組からのメッセージ

FNN
FNNスピーク
みんなのニュース