高梨沙羅、こんや金への飛翔

02/12 12:04
平昌(ピョンチャン)オリンピックは、大会4日目。12日夜、スキージャンプ女子の高梨沙羅選手(21)が出場します。

4年前のソチオリンピックで、金メダル確実といわれながらもメダルに届かず、まさかの4位。
高梨選手は「やはり(五輪は)どこか違うところがあるなと感じました」と話していた。
独特な雰囲気にのみ込まれ、初めてのオリンピックを楽しむことはできなかった。
あの悔しさから4シーズン。
2017年10月、21歳の誕生日を迎えた高梨選手は、「金メダルをとるためにトレーニングもしてきましたし、最後は、ソチオリンピックでの悔しい思いをはね返してやれるような結果にしたい」と話した。
ヨーロッパ・スロベニアの小さな街、プラニツァ。
高梨選手は、トレーニングのため、毎年この場所を訪れている。
オリンピックシーズンを前に取り組んでいたのは。
高梨選手は「フィジカルも、もちろん、ジャンプトレーニングも、いろんなことを試しながら、トレーニングしてます」と話した。
35kgのバーベルをかついだままのスクワット。
下半身にかかる負荷は、時速90km近くで踏み切る際に、実際にかかる負荷を想定している。
ジャンプの踏み切りを意識した練習。
高梨選手は「最後の踏切の伸びの部分というか、一番最後の部分にあたるので、そこをしっかり動きをつけながら強化することで、より精度の高いものになってくると思う」と話した。
さらに高梨選手がこだわるのが、ジャンプに踏み切るまでのスピード強化。
スピードが出れば、飛距離も伸びる。
ソチで4位だった高梨選手の踏み切るまでのスピードは、上位入賞者8人の中でワースト。
その対策として、新たに道具にもこだわった。
その1つが、ジャンプスーツ。
一般的な女子のスーツは、10パーツに分かれた生地を縫い合わせて作られる。
高梨選手は「本当に細かい部分になってしまいますけど、速いか遅いか、(空気の)引っかかりがあるかないかで、相当感覚が違ってくるとは思う」と話した。
縫い目1つでも生じる、空気抵抗。
練習で何度も確認し、スピードが落ちないスーツに絞り込んでいった。
そして、高梨選手にとって、何よりも大切なこと、それはジャンプが楽しくて、夢中で飛んでいたころの気持ち。
2011年、当時中学生だった高梨選手は、女子ジャンプがソチオリンピックから正式採用されることが決まり、胸を躍らせていた。
当時14歳の高梨選手は「とてもうれしいし、今からワクワクしています。(お母さんから五輪決定を聞いた時は?)踊り出しそうでした」と話していた。
あれから7年、天才少女は、日本のエースに成長し、2度目となる夢の舞台に臨む。
高梨選手は「勝ったら最終的に、『楽しい』につながっていくのかもしれない。平昌オリンピックで金メダルをとるために、今まで練習してきているので、最終的には、自分を信じて、楽しく飛べるような舞台であってほしい」と話した。

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