「まじめ」男はなぜ女子高生を...14年前の殺人で急展開

04/13 18:56
未解決事件が、急展開を迎えた。14年前、広島県で女子高校生が殺害された事件で、35歳の男が逮捕された。仕事熱心だったという容疑者の裏の顔に迫る。

北口聡美さんの父親は、「今回の逮捕されるまで、約13年と6カ月かかったわけですけども、自分の気持ちの中では、未解決と解決では大きな違いがありますので」と話した。

14年前の未解決殺人事件が13日、急展開を見せた。

フードをかぶり、口ひげを生やした男。
殺人の疑いで逮捕された鹿嶋 学容疑者(35)。

現場は、広島・廿日市市。

2004年10月5日午後3時ごろのことだった。
当時高校2年生だった北口聡美さんが、自宅の離れ2階で仮眠をとっていたところに、男が侵入。

鋭利な刃物で10カ所近くを執拗(しつよう)に刺し、聡美さんを殺害した。

また、悲鳴を聞いて駆けつけた祖母も、10カ所以上を刺され、一時重体となった。

警察は、情報提供を求め、最高300万円の報奨金をかけたほか、延べ30万人以上の捜査員を投入。

通報した妹の証言をもとに作られた似顔絵。

そして、事件から14年を経て、鹿嶋容疑者逮捕の決め手となったのが、山口県内で別の暴行事件を起こした際に採取された指紋やDNAが、聡美さん殺害の現場に残されていたものと一致したことだった。

犯行時は21歳だったという鹿嶋容疑者。

近所の住民は、「仕事は真面目そうでしたよ。(車は)黒い軽だと思う。作業着でバンダナ巻いて。夜勤もあったみたいだから」と話した。

鹿嶋容疑者は、山口・宇部市にある土木関係の会社に、13年ほど前に就職した。
社員の中では一番の古株で、12日も普段と変わらない様子で仕事をしていたという。

事件後、正社員として就職し、勤務態度は、まじめ。
無断欠勤などもなく、若手の指導をすることもあったという。

警察の調べに対し、容疑を認め、素直に話をしているという鹿嶋容疑者。
13日の逮捕を受け、記者会見を行った聡美さんの父親は、「解決することができたので、本当、今はよかったと。ただ、よかったといっても、まだ娘とは会うことはできない」と話した。

そして、事件の翌年からつづってきたブログには。
「娘への報告『事件が解決したよ』と、わたしの胸の中で伝えましたが『守ることができないで、ごめんなさい』という思いの方が大きいですし、これからも、この思いは持ち続けるでしょうね。」 (テレビ新広島)

みんなの意見を見る

公式Facebook 番組からのメッセージ

FNN
FNNプライムニュースデイズ
FNNプライムニュースイブニング