米、英仏とシリアを軍事攻撃 「アサド政権、化学兵器を使用」

04/14 17:54
シリアのアサド政権が化学兵器を使用したとして、アメリカ・イギリス・フランスの3カ国は、日本時間の14日午前、シリアに対し、軍事攻撃を行った。
トランプ政権は、2017年4月にもシリアを攻撃していて、今回が2回目となる。

アメリカのトランプ大統領は、「化学兵器の製造・拡散・使用に対する、強固な抑止力の確立が目的だ。アサド政権が化学兵器の使用をやめるまで、対応を続ける用意がある」と述べた。

トランプ大統領は、日本時間の14日午前10時すぎ、シリアに対する軍事攻撃に踏み切ったと明らかにした。
トランプ政権になって、アメリカ軍がシリアを攻撃するのは、2017年4月に続き2回目だが、今回は、イギリスやフランスと合同で実施した。

マティス国防長官は、記者会見で「今回の攻撃は1回限りで、2017年の2倍の兵器を使用した」と述べたうえで、アサド政権が再び化学兵器を使えば、追加攻撃に踏み切る構えを見せた。

マティス国防長官は、「これ以上、化学兵器を使用してはならないという明確なメッセージを、アサド政権に送った」と述べた。

ホワイトハウスは、シリア攻撃の発表に合わせ、東グータ地区で多数が死傷した7日の攻撃について、猛毒のサリンが使われたことを示唆し、こうした攻撃が可能なのはアサド政権軍だけだと強調したうえで、今回の軍事攻撃を正当化した。

今回の攻撃では、化学兵器の関連施設3カ所が標的になったが、シリア国営メディアは、化学研究所の建物が大きな被害を受けたほか、ホムスで市民3人がけがをしたと伝えている。

アメリカ国防総省は、日本時間午後10時に会見し、シリア攻撃の結果について、くわしく説明する予定。

一方、アサド政権の後ろ盾であるロシアのプーチン大統領は、日本時間14日午後4時ごろに声明を出し、「シリアへの攻撃は国際法に違反するもので、テロとの戦いの最前線にある主権国家に対する侵略行為だ」と、強く批判した。

そのうえで、「アメリカと同盟国による攻撃について議論するため、国連安保理の緊急会合を呼びかける」としている。

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