攻撃内容から浮かぶ本気度 シリア攻撃を読み解く

04/14 18:46
シリアのアサド政権が化学兵器を使用したとして、アメリカ・イギリス・フランスの3カ国は、日本時間の14日午前、シリアに対し、軍事攻撃を行った。

今回のシリア攻撃について、軍事面から、フジテレビ・能勢伸之解説委員が分析します。


(前回よりも大規模な攻撃だが?)
今回、ロシアのインタファクス通信などが、巡航ミサイルだけで100発以上の攻撃だったと。

前回が五十数発なので、倍近かったかもしれない。

ロシアの通信社によると、アメリカの爆撃機も参加した。

それが、B-1B爆撃機だったとすると、ステルス巡航ミサイルの「JASSM」または、「JASSM-ER」も発射された可能性がある。

実戦使用だとすれば、おそらく史上初。


(今回の攻撃の特徴は?)
ピンポイントの性能の高い巡航ミサイルを使ったところ。

(インタファクス通信によると)シリア国内に、ロシアが防空の責任を負っているエリアがあるが、そこには巡航ミサイルは来なかった。

回避して飛ぶ能力があるぞというところを見せつけたのかも。


(政治的にはどう見る?)
国連安保理で拒否権を持っている国が5カ国ある。

そのうちの3カ国が、今回の行動に参加した。

国連安保理で合意ができない場合、この3カ国でまとまってやる可能性があるという非常に強いメッセージを、今回の軍事行動は示しているのかもしれない。

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