国連安保理でアメリカなどロシアと対立 シリア軍事攻撃めぐり

04/15 06:25
アメリカなど3カ国が、シリアへの軍事攻撃に踏み切ったことを受け、国連の安全保障理事会は14日、ロシアの要請で緊急会合を開いたが、アメリカなどとロシアが激しく対立した。

アメリカとイギリス、フランスは、アサド政権が化学兵器を使用したと断定し、シリア国内の化学兵器関連施設3カ所を巡航ミサイルなどで攻撃した。

アメリカなどによるシリア攻撃を受け、国連の安保理は14日、アサド政権の後ろ盾であるロシアの要請で緊急会合を開いた。

アメリカ・ヘイリー国連大使は、「トランプ大統領と今朝、電話で話した時、シリアの政権が再び毒ガスを使えば、アメリカは攻撃の準備はできていると言っていた」と述べた。

ロシア・ネベンジャ国連大使は、「今回の攻撃は、小さないたずらではなく、主要核保有国による国際的な暴力行為だ」と述べた。

緊急会合では、ロシアがシリアに対する軍事攻撃を強く非難し、アメリカなどは、軍事行動を正当化した。

また、会合では攻撃は、「国際法と国連憲章違反」だとするロシアが提出した決議案が採決にかけられたが、否決された。

一方、攻撃の根拠である化学兵器使用の確たる証拠が示されていないことについて、アメリカ政府高官は、状況証拠で判断したと説明している。

政府高官は、ダマスカス近郊でアサド政権軍による攻撃で塩素ガスが使われたとの多数の目撃証言や、爆弾の破片の形状などから断定したとしている。

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