都議会で「やらせ質問」? 小池知事の側近

04/16 20:10
記者の問いかけに、「小島さんだけじゃなく、いろんな方から情報をいただいていますから」と答えたのは、都民ファーストの会・樋口高顕都議会議員。

樋口議員は、2017年9月の都議会で、豊洲市場移転や築地市場跡地再開発に関する質問の中で、知事の方針を擁護する発言をしていた。

樋口議員は、「東京都が損害賠償責任を負う責めに帰すべき事由に該当するとは考えておりません」と述べていた。

こうした樋口議員の質問を、実は小池都知事の側近で、当時の顧問である小島敏郎氏が作成したのではないかと指摘されている。

都議会定例会で、自民・秋田一郎都議は、「顧問の意見を偏重し、都議会の頭越しに各種施策を記者会見などで発表し、既成事実化する手法が横行しています。顧問とともに、都政を恣意的(しいいてき)に動かしているのが、これまでの小池都知事の手法」と指摘した。

これに対して、樋口都議は、「質問はあくまで自分が作成した」と主張。
樋口都議は、「自分で問題意識を持って、一から質疑を作りました」と述べた。

さらに小池都知事も、樋口都議を「小島氏の知見を生かして、アドバイスを議員が受けても問題とは考えない」とかばった。
しかし、2017年2月の定例会見で、小池都知事は別の主張を展開していた。

小池都知事は、「議会での質問権というのは、議員が持つ最高の機能だという中において、行政の職員がそこに関与するというのは、図式として考えてもおかしい話」と述べ、都の職員による質問作成をしないと発言。

この矛盾点について、16日、あらためて問われた小池都知事は、「それは、前から申し上げている通りで、樋口都議が、一から作っていると言っている。それに対して、アドバイスが加えられたということだと聞いているので、それ以上でも、それ以下でもない」と述べた。

16日午後に会見をした樋口都議は、「小島氏の情報提供で加わったのは、あくまで中央区の築地再開発方針の事実確認の部分にすぎない」、「いずれにしても、本件は、やらせでは全くありません」などと述べた。

今回の問題について、都議会自民党は、16日午後に発表したコメントの中で、「今回の“やらせ質問”は、豊洲移転に伴う千客万来施設に関して、小池知事に責任はないと擁護することが目的であったことは明らか」として、さらに追及する構え。

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