シェア・中古市場成長 変わる消費 GDP2年3カ月ぶりマイナス

05/17 00:48
GDP(国内総生産)が、2年3カ月ぶりにマイナス成長となった。

東京都内のコインパーキング。
その一角に止めてあったのは、カーシェアリング専用の車。

平日の昼間にもかかわらず、利用者が次々と訪れた。

利用者は、「結構頻繁で、週3〜4回くらい(使う)。結構便利ですよ」、「学校帰りに毎日乗ってます。(ご自身で車は?)持ってないです」などと話した。

こうしたカーシェアリングの利用など、いまだ根強い消費者の節約志向。
16日、内閣府が発表した、2018年1〜3月期のGDPの成長率は、年率換算で-0.6%と、2年3カ月ぶりにマイナスに。

その要因の1つが、GDPの6割を占める個人消費の落ち込みだった。

車を買わずに、使いたいときにだけ使うカーシェアリングの市場規模は、ここ数年で急速に成長している。

一方、車の保有台数は、右肩下がりの状態が続くなど、若い世代を中心に車離れが進んでいる。

タイムズカープラス広報担当・渡邉倫也氏は「サービス開始当初は、30〜40代の方がメインだったが、最近は20代以下とか、50代以上の利用が増えている。経済的な理由でカーシェアリングを選択されているという方たちが多いのかなと。車の維持費がかからないので、そういったところで今はカーシェアリングを利用して、将来的にちょっと余裕ができたら、マイカーを保有しようかと」と話した。

この節約志向の高まりで急拡大しているのが、「メルカリ」などスマホを使って中古品を売り買いするフリマ市場。

その規模は、今やおよそ5,000億円にのぼっている。

実は、こうしたフリマアプリでの中古品の売買は、個人消費としてGDPに含まれず、GDPを表面上、目減りさせているとの指摘もある。

茂木経済再生相は「個人消費が重要だということは、十分認識をしているつもりでありまして、景気について緩やかに回復しているとの認識は変わりありませんが、いっそうの取り組みが必要だと思っております」と述べた。

伸び悩む個人消費。
はたして、消費者の財布のひもが緩むのは、いつになるのか。

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