正恩氏“極秘日程” 高まる緊張 米朝会談あと17時間

06/11 18:02
歴史的な会談になるのか、それとも壮大な政治ショーで終わるのか。
史上初の米朝首脳会談を12日に控えたシンガポール。
両首脳は10日、現地入りしている。
そうした事態を受けて、シンガポール市内では、そこかしこで警備の態勢が着々と整えられている。

11日の市内の様子。
アメリカのトランプ大統領の泊まるシャングリラホテル直前の交差点は、通常、スムーズに通れるが、コンクリートブロックや車線規制、警護、たくさんの警備の人たちが連なっている状況になっていた。

会談の2日前に、米朝のトップがそろう異例の展開となっている米朝首脳会談の舞台、シンガポール。

11日、トランプ大統領が宿泊するシャングリラホテル周辺へと向かうと、5人ほどの担当者が車を囲む形になった。
運転席の周りをチェックして、車の下も鏡でチェックした。

ホテル周辺の警備は、普段はないような跳ね上げ式のセキュリティーゲートが、ここかしこに設けられている。

現地時間11日正午前。
まさに厳戒態勢のホテルから出てきたのは、トランプ大統領を乗せたとみられる車。
向かった先は、シンガポールのリー・シェンロン首相との会談。

トランプ大統領は、「リー首相、ありがとうございます。ここに来られて大変光栄です。格式高いおもてなしに感謝します。ありがとうございます」と述べた。

そこでは、14日に誕生日を迎えるトランプ大統領に、ケーキがサプライズプレゼントされる一幕も。

そんな中、アメリカのポンペオ国務長官が11日午後にツイッターで公表したのは、ポンペオ長官とソン・キム元駐韓大使が、北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外務次官と対面した際の様子。

12日の会談に向け、ぎりぎりまで実務者による調整が続けられている。

10日、シンガポールに到着した金正恩(キム・ジョンウン)委員長。
北朝鮮メディアは11日午前、「敬愛する最高指導者同志とアメリカのトランプ大統領の歴史的な最初の対面と会談が、6月12日午前、シンガポールで行われます」と報道。

タラップの上に立ち、手を上げる金委員長は、北朝鮮を出発した際の様子。
金委員長の乗った飛行機が中国から提供されたものであることを示す、中国国旗や「AIR CHAINA」の文字が。

シンガポールに到着後、車で宿泊先のホテルへ移動した金委員長。
実はこの時、金委員長を乗せた車に気になる動きが。

金委員長を乗せたとみられる車両は、カメラのすぐ前で車線変更。
偶然か、それとも海外メディアへのアピールなのか。
まるで、カメラに近づいてきているように見える。

その後、金委員長は一度、宿泊先のホテルに入り、シンガポールのリー・シェンロン首相と会談。
会談場所の大統領宮殿の周辺では、多くの人々が、金委員長の“出待ち”をしていた。

「出待ち」をしている人は「ビデオを撮って、フェイスブックに投稿するわ。こんなチャンス、人生に1回きりだもの」と話した。

しかしその後、ホテルに戻ったあとは、目立った動きを見せなかった金委員長。
そのスケジュールは極秘。

世界中が注目する、史上初の米朝首脳会談。
注目されているのは、会談を行うトップ2人だけではない。

姿を見せるなり、報道陣に追われることになったのは、北朝鮮のカメラマン。
逃げ込んだのは、ホテルの敷地内。

いよいよ12日に迫った会談を前に、注目は高まるばかり。
会談まであと17時間。
米朝のトップのファーストコンタクト、その瞬間を全世界が注視している。

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