「非核化」署名も具体策触れず 歴史的米朝会談の成果は?

06/13 06:33
アメリカのトランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長は12日、シンガポールで史上初の首脳会談を行い、朝鮮半島の非核化や体制保証などを盛り込んだ共同声明に署名した。
ただ、具体的な方法や手順は一切盛り込まれず、今後の協議に持ち越されることになった。

トランプ大統領と金委員長は、12日初めて対面し、緊張気味の表情で握手したあと、通訳だけを交えた1対1の会談を、およそ40分間行った。

トランプ大統領は「とても良い気分だ。良い会談ができそうだ。大きな成功を収めるだろう。われわれは素晴らしい関係を築けるだろう。間違いない」と述べた。

金正恩委員長は「われわれには足を引っ張る過去があり、誤った偏見や慣行があり、時には、われわれの目と耳をふさいだが、全てを克服してここまで来ることができた」と述べた。

その後、拡大会合と昼食会に続き、両首脳は共同声明の署名式に臨んだ。
共同声明は、北朝鮮が朝鮮半島の非核化を約束し、アメリカは体制の保証を確約する内容だったが、その具体的なスケジュールや手段については盛り込まれなかった。

トランプ大統領はその後、1人で会見し、首脳会談で北朝鮮による日本人拉致問題を提起したことを明らかにした。

トランプ大統領は「拉致問題は、非核化を除けば安倍首相の最重要課題だ。確かに取り上げた。共同声明には盛り込まなかったが、今後協議される」と述べた。

トランプ大統領はまた、経済制裁について「そのまま続ける」、「核問題が重要でなくなった段階で解除する」と述べた。

両首脳はすでに帰路につき、トランプ大統領は13日午前、ツイッターに「金委員長とはよい関係だ」、「戦争は誰にでもできるが、平和は最も勇気のある人にしか作り出せない!」と投稿し、成果をあらためて強調した。

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