米国、対中制裁措置発動 中国も同規模の報復措置

07/06 20:58
アメリカのトランプ政権は6日、中国からの輸入品に25%の関税を上乗せする制裁措置を発動し、中国も直ちに同じ規模の報復措置をとった。

米中の対立は、互いの製品に関税をかけあう「貿易戦争」に発展し、世界経済への影響が懸念されている。

トランプ政権は、知的財産の侵害などを理由に、中国からの輸入品に25%の関税を上乗せする制裁を、日本時間の6日午後1時1分に発動した。

対象となるのは、産業用ロボットや自動車など340億ドル相当(日本円で、およそ3兆7,600億円)。

これに対し、中国も同じ規模で直ちに報復措置を発動し、アメリカ産の大豆などの農産品や自動車などについて、25%の関税を上乗せする措置をとった。

米中の通商対立は、互いの製品に関税をかけあう「貿易戦争」に発展した。

中国外務省報道官は「アメリカの誤った行為は、公然とWTO(世界貿易機関)のルールに違反している。世界貿易秩序にダメージを与え、世界市場に波乱を起こし、世界経済の回復を妨げるものだ」と述べた。

中国外務省の報道官は、6日午後の会見で、トランプ政権を批判したうえで、「いかなる一方的な圧力も全て無駄だ」と指摘した。

米中両国とも、さらなる対抗措置をとる方針で、報復合戦がエスカレートした場合、世界経済に悪影響を与える懸念が強まっている。

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