「ジジィ、早すぎるんだよ」 「笑点」で歌丸さんを追悼

07/09 18:55
人気落語家の桂歌丸さんが亡くなってから、9日で1週間。
週末、「笑点」メンバーが会見を開き、歌丸さんをしのんだ。

三遊亭円楽さん(68)は、「わたしは師匠のかばん持ちから、この落語界の本筋に触れさせていただいて、それから考えると、50年近く歌丸師匠とおつきあいさせてもらった。だから、うちの師匠よりも長くなっちゃったのが歌丸師匠」と語った。

ちょうど1週間前のきょう、慢性閉塞性肺疾患のため、81歳で亡くなった、落語家の桂歌丸さん。

7日、歌丸さんが亡くなってから初めて、「笑点」の収録が行われ、大喜利メンバー8人が顔を合わせた。

ショックが大きすぎてコメントを出せなかったという林家木久扇さん(80)は、「“幕が下がっちゃった”っていう感じがいたしました。映像だと、映画のラストになって、それで終わっちゃって、もうドラマが見られないという、そういう感じなんで。ずっといると思ってましたから、心情的に不思議でしょうがない。いらっしゃらないっていうことが...」と語った。

木久扇さんだけでなく、メンバー全員が、歌丸さんの死をまだ受け止めきれない様子だった。

三遊亭好楽さん(71)は「さっき、皆で楽屋で話してたんですけども、“まだ歌丸師匠はここにいる この楽屋にいる”、そして“高座にいる”っていう感じがするんですよ。亡くなったっていうイメージが全くないですね。常に歌丸師匠と一緒にやってきたってことなんでしょうけど...」と語った。

そして、「笑点」の名物ともいえる、歌丸さんと三遊亭円楽さんの息の合った掛け合い。
これまで、歌丸さんと落語の二人会を最も多くやってきたという円楽さんは、「歌丸師匠が、『楽さん、なんでも言っておいで』と言ってくれて、大喜利がうまくできるようになったのも、そして、落語界の中で身を置いていてバックボーンになってくれたのも歌丸師匠ですし、思い出も一番ありますんで...」と語った。

円楽さんは、8日の「笑点」の中で、はなし家らしい表現で、歌丸さんへのメッセージを話していた。

「最後に一言、言わせてください。『ジジィ 早すぎるんだよ』」と、涙をこらえながら大声で叫んだ円楽さん。

立川志らくさん(54)は、自身のツイッターで、「笑点の歌丸師匠追悼。円楽師匠の最後の一言『じじぃ、早すぎるんだよ!』。こんな落語家らしいすてきな罵倒、聞いたことがない」とつぶやいた。

番組で長年にわたり、座布団を運び続けた山田隆夫さん(61)は、入院中の歌丸さんのお見舞いに行った時の話を、「集中治療室みたいなところで、歌丸師匠、酸素吸入しながら、『水くれ』って泣いていました。もう思わず、『歌丸師匠、山田隆夫ですよ』って言ったら、歌丸師匠目をつむってたんですけど、フッと目を開けて僕の顔をじっと見て、『山田君ありがとう』、『山田君ありがとう』2回言ってくれました。こちらこそ本当に、一生懸命教わった歌丸師匠に、本当に本当にありがとうございました」と語った。

桂歌丸さんの告別式は、11日水曜日、神奈川・横浜市の妙蓮寺で営まれる。

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