豪雨の死者129人「平成で最悪」 安否不明も59人

07/10 00:47
今なお60人近くが行方不明。生存率が急激に低下する、72時間が迫っている。

岡山・倉敷市で8日午前、豪雨で孤立した病院の上空に到着した、東京消防庁のヘリコプターが、屋上で救助を待っていた患者のもとへ。

素早く救助用のワイヤを取りつけ、ヘリへとつり上げた。

岡山・倉敷市のまび記念病院では、患者らおよそ300人が一時取り残されたが、その後、救助された。

しかし、倉敷市では、これまで29人の死亡が確認されている。

平成になって以降、最悪の被害をもたらした、今回の記録的豪雨。

これまでに判明している死者は全国で129人、今も59人の安否がわかっていない。

犠牲者が最も多かった広島県で、大量の土砂が住宅街を襲った安芸郡熊野町。

行方不明者の捜索が続く現場で、1人の男性が疲れきったように座り込んでいた。

角森康治さんは、家が土砂で押し流され、妻と2人の息子、そして義理の母親の4人と連絡が取れなくなっていた。

角森康治さんは「(最後に話したのは?)6日の20時ですね、20時12分。嫁さんだけです」と話した。

連絡が取れなくなって、1日半。

角森さんは「アンパンマン、見つかった、ありがとう。これ、俺があげたやつだ。ありがとう」と話した。

物が見つかるたびに涙が止まらない康治さん。

この日の午後、妻とみられる女性の遺体が見つかったが、残る3人の手がかりは、いまだに見つかっていない。

そして、25人が亡くなった愛媛県で、濁流によって大きな被害が出た宇和島市。

山肌が大きく削り取られ、大量の土砂が海へと到達していた。

途中にあった住宅が押し流されたが、現場はほとんど手つかずのままとなっている。

被災地を含む広い範囲で、梅雨明けが発表され、気温が35度以上になったところも。

しかし、依然として地盤が緩んでいるため、今後も土砂災害などに十分な注意が必要となる。

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