「北」新型エンジン燃焼実験 トランプ氏が非難

03/21 00:59
アメリカのトランプ大統領は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長を、名指しで「ひどい振る舞いをしている」と攻撃した。
トランプ大統領は19日、「北朝鮮について会議した。(金正恩委員長は)極めて悪質に振る舞っている」と述べた。
そのわけは。
朝鮮中央テレビは19日、「(金委員長は)『きょうの巨大な成功がどんな意義を持つのかを、全世界はすぐに見ることになる』と述べられた」と報じた。
北朝鮮は19日、弾道ミサイルに使われる新型エンジンの燃焼実験に成功したと発表した。
実験を視察した金正恩委員長は、満面の笑みを浮かべていた。
実験は、ICBM(大陸間弾道ミサイル)の開発を念頭に置いたものとみられ、近く長距離弾道ミサイルの発射実験が行われるとの見方も出ている。
こうした中、韓国の国防省は、北朝鮮の新型エンジンについて、性能が一段と向上しているとの見方を示した。
その根拠となったのが、写真にとらえられていたエンジンで、1つのメインエンジンに、4つの補助エンジンが連結されたものとみられている。
2016年9月に行われた燃焼実験の写真には、補助エンジンは見当たらない。
さらに、エンジンの火柱の色も、2016年に比べ鮮明になり、韓国メディアは、2016年の実験の時より、推進力が向上したと報じている。
3月6日、日本海へ向け、弾道ミサイル4発を同時に発射したのに続き、新型エンジンの燃焼実験を強行した、北朝鮮。
20日、3年4カ月ぶりに再開された、日本とロシアの外務防衛担当閣僚協議「2+2」でも、北朝鮮問題が話し合われた。
岸田外相は「特に北朝鮮の核ミサイル問題について、突っ込んだ議論を行った。今後も、日ロ間で率直に話し合い、協力していくことで一致した」と述べた。
日本とロシアは北朝鮮に対して、安保理決議の順守を強く求めていくことで一致した。
一方で、ラブロフ外相は「制裁は北朝鮮を罰する手段ではなく、対話に参加させる手段だ」と、対話を重視する姿勢を示し、日本との違いが明確になっている。