エスカレーター「歩かないで」本格啓発 JR東が進めるワケ

12/18 00:53
「エスカレーターでは歩かないで」。
JR東日本が、呼びかけを始めた。

「お急ぎのお客さまは階段がございますので、階段をご利用くださいませ」。

エスカレーター前で、呼びかける係員。

手すりには、「歩かないで」の文字が。

また、床にも、立ち止まって手すりにつかまるよう、促すイラストが描かれている。

JR東日本は17日から、東京駅で「エスカレーターでは歩かず、立ち止まるように」と、本格的な呼びかけを始めた。

多くのエスカレーターでは、現在、2列のうち片側に立ち止まって乗る利用者と、もう片側を急ぐ人などが歩く光景が一般的になっている。

JR東日本は、このエスカレーターで歩く行為は、バランスを崩して転倒する、その転倒に巻き込まれるなどの危険性があるとして、立ち止まったままの利用を定着させたい考え。

片側を空ける習慣については、障害者やけがをした人への危険性も指摘されている。

例えば、体の左側が不自由な人が手すりをつかもうとすると、ステップの右側に立たざるをえなくなるケースも。

さらに、調査機関のデータとして、片側を歩くよりも、2列になって立ち止まって乗る方が、エスカレーターの混雑が3割ほど解消されるとしている。

一方で、習慣化したマナーをすぐに直すのは難しく、呼びかける係員がエスカレーターを巡回しても、その横を利用者がどんどん追い越していく様子も。

JR東日本も、片側空けの定着のため、取り組みの効果がすぐに出るかどうかは難しいとし、長い目で見ていきたいとしている。

東京駅でのエスカレーター歩行防止の取り組みは、2019年2月1日まで試行する。

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