自動運転中に「ラーメン」OK? 実用化に向け 改正案

12/20 17:29
自動運転が現実に?
車内の過ごし方が大きく変わるかもしれない。

車の運転席で、ラーメンを食べているうちに目的地に着いてしまう、そんな未来が現実のものとなるのか。

ドライバーの代わりに、車のシステムが運転操作をする「自動運転」。

しかし、万が一の事態を考えると、車内での食事や携帯電話の操作などは、どこまで許されるのか。

そうした、自動運転実用化のための規定を初めて盛り込んだ、道路交通法改正案を警察庁がまとめた。

自動運転の本格的な実用化に向けては、今、各地で実証実験が行われている。

JR前橋駅発のバスの車内で、運転席を見てみると、ハンドルがひとりでに回っていた。

群馬・前橋市では、12月14日から「自動運転バス」の実証実験がスタート。

バスの営業路線で、一般客が運賃を支払う形での実験は、全国初の試み。

“自動運転バス”の利用者は、「いつもは運転手さんが運転してるけど、きょうは違う感じでした。運転手さんでも、自動運転でも、どちらでも走ってくれれば助かりますね」と話した。

実験では、運転手が乗車しているが、実際の走行は、限定されたエリア内で、システムが全ての運転操作を行う「レベル4」相当の水準で、2019年3月末まで行われる予定。

自動化の度合いにより、通常の運転に近い「レベル1」から「レベル5」までの5段階に分かれている自動運転。

今回の案で規定されたのは、「レベル3」。
渋滞中の高速道路など、特定の条件下に限って、車のシステムが全ての運転操作を行うというレベル。

改正案では、カーナビやスマートフォンの操作が、条件付きで認められた。

今回の改正案には、「レベル3」の自動運転中、条件付きで、携帯電話やカーナビの使用禁止を解除することなどが盛り込まれた。

実現すれば、自動運転中にスマートフォンで通話やメールをしたり、カーナビでテレビを見ることもできるようになる。

男性は、「目的地に着く前に、いろいろと調べながら、どこ行くとか、何食べるとか、決められるのはすごくいい」と話した。

ほかにも、食事や読書などが可能になるとみられるが、これらは全て、ドライバー自身が確実に運転を交代できる状態であることが条件。

飲酒や睡眠などについては、引き続き、禁止。

警察庁は今後、国民から意見を募集し、道交法改正案を2019年の通常国会に提出。
2020年前半の施行を目指している。

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