ゴーン容疑者ら、あすにも保釈か 勾留延長なぜ“認めず”?

12/20 18:58
東京地裁は、日産の元会長、カルロス・ゴーン容疑者(64)の21日以降の勾留の延長を認めない、異例の判断を下していた。

21日、事態が動いた。
衝撃の逮捕から1カ月余り。

ゴーン容疑者らの勾留延長について、東京地裁は「認めない」という判断を下した。
近く保釈される可能性がある。

ゴーン容疑者と日産の前代表取締役、グレッグ・ケリー容疑者(62)が、東京地検特捜部に再逮捕されたのは、12月10日。

最初の逮捕容疑に続き、2018年3月期までの3年分の報酬についても、有価証券報告書に過少記載をした疑いが持たれている。

そして、10日間の勾留期限を迎えた20日、勾留延長を申請したが、東京地裁は、これを認めなかった。

裁判所が、特捜部の勾留延長を認めないのは異例。

この判断について、元東京地検特捜部検事の高井康行弁護士は、「(勾留延長を認めない理由は?)全部証拠関係がほとんど共通、争点は同じ。裁判所としては、合計30日勾留すれば、8期分を全部まとめて起訴する、処理することは可能でしょうと」と話した。

今後、検察は裁判所の決定に対し、準抗告という形で、不服を申し立てることができる。

さらに、それが却下されると、最高裁に特別抗告を行うことができる。

そこでも却下されると、再逮捕による勾留は終わることになり、2人はすでに起訴されているため、起訴後勾留という状態に置かれるが、その場合、弁護側は保釈を請求できる。

これが認められ、保釈保証金を納付すれば、ゴーン容疑者らは拘置所から出ることができる。

元東京地検特捜部検事・高井康行弁護士は、「(今後は?)準抗告は当然すると思うが、認められる可能性は少ない。仮に、弁護人がきょう保釈請求すれば、可否の判断は、普通であれば、あす」と話した。

そうした中。

ケリー容疑者の妻が、アメリカの弁護士を通じ、一部メディアに動画を公表。
夫は無実だと訴えた。

ケリー容疑者の妻、ドナ・ケリーさん
「夫のグレッグとゴーン氏は、法を犯していないと確信している」、「夫は、西川社長が率いる日産幹部の権力闘争に巻き込まれ、不当に疑われたのです」

そのうえで、夫には脊椎に持病があり、手術が必要だと話し、釈放し、適切な治療を受けさせるよう求めた。

はたして、2人は保釈されるのか。
通常、土曜日、日曜日、祭日は手続きが行われないため、認められた場合、保釈されるのは、21日か連休明けの25日以降になるとみられる。

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