小麦粉値上げで「ダブルパンチ」 外食ジワリ影響

12/20 20:09
たこ焼きから、インドカレーまで、世界の料理が悲鳴を上げている。

ソースの香りが食欲をそそる、たこ焼き。

東京・中野にある、丸幸水産たこやき中野店では、6個入り390円で販売しているが...。

丸幸水産たこやき中野店・久保田孝治さんは「タコがやっぱり一番上がって、徐々に小麦とかも上がって」、「ダブルパンチで結構痛いですね」と話した。

タコとともに、たこ焼きに欠かせない食材、小麦粉。

20日の出荷分から、強力粉や薄力粉など、業務用の小麦粉の価格が値上げされた。

お客さんは、「値段が手ごろだから、いつも来る。(今後たこやきが値上げしたら?)ちょっと考えますね」と話した。

値上げされた輸入小麦は、政府がアメリカやオーストラリアなど、世界の国から買い付けている。

買い付けた小麦は、製粉メーカーなどに売り渡され、小麦粉として、パン、麺、菓子メーカーなどに卸される。

政府からの売り渡し価格は、半年ごとに見直され、2016年10月期から高騰。

今回の値上げにより、1トンあたりの価格は7,090円高くなった。

原因は、アメリカやオーストラリアで雨不足により、収穫量が減ったこと。

さらに、原油価格上昇による、輸送コストのアップなどとされている。

辛口のチキンカレーにつけて食べるナンは、インドカレーの定番。

このナンの材料も、小麦粉。

ミラン中野店・ネパール人マネージャーは、「(ナンは毎日)だいたい80枚くらい。(小麦も)1日10kg使ってる、ナンが毎日。ネパールだと、ご飯。ナンはあまり(食べない)。日本ではナンが人気なんですよ」と話した。

ランチタイムには、ナンが食べ放題のセットもあり、小麦価格の今後に、気をもんでいる。

今から10年前、小麦粉の価格が、一気に30%も引き上げられた際には、日本各地に影響が拡大。

埼玉県では、貴重品となった小麦粉が、2トン以上も盗まれる事件が発生。

また、小麦粉の代わりに、米粉を使ったパンに注目が集まったのも、このころのこと。

輸入小麦の値上がりを受け、日本製粉は2019年1月4日出荷分から、家庭用小麦粉15品についても、およそ1%から3%値上げするとしている。

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