【速報】勾留続くゴーン容疑者 “側近”は保釈請求

12/21 17:55
保釈の動きから一転、東京地検特捜部は、日産のカルロス・ゴーン容疑者(64)を特別背任の疑いで再逮捕しました。

現在もゴーン容疑者と、前代表取締役のグレッグ・ケリー被告が勾留されている、東京拘置所前から石田真美記者の報告です。


再逮捕で、ゴーン容疑者の勾留が続く一方で、保釈を請求したケリー被告は、21日にも出てくる可能性があり、東京拘置所前には、その姿をひと目見ようと、多くの報道陣が待ち受けている。

ゴーン容疑者とケリー被告は、2017年までの3年で、およそ42億円を有価証券報告書に少なく記載した疑いで、12月10日に特捜部に再逮捕され、20日、東京地裁が勾留延長を却下した。

21日、特別背任の疑いで再逮捕されたゴーン容疑者は、勾留が長引くことが予想されるが、ケリー被告側は21日、保釈を請求し、21日午後4時50分現在、裁判所の保釈可否の判断を待っている。

保釈が認められた場合、ケリー被告は、勾留中に訴えていた首の持病の悪化による、手足のしびれの治療のために、早いうちに病院に行くという。


次に、日産の受け止めについて、神奈川・横浜市の日産の本社前から入戸野綾記者の報告です。


会社の経営危機を救ったゴーン容疑者が、特別背任の疑いで逮捕されたことに、ある日産関係者は、「リーダーとして恥ずかしい。自ら退場してほしい」と話している。

日産の西川社長は、21日、従業員に対してメッセージを出し、「日産としては結論を出している。非常にショッキングだと思うが、動揺は避けてほしい」などと説明した。

また、従業員らの多くは、報道陣の問いかけに対して、口を固く閉じている。

関係者によると、日産は今後、ゴーン容疑者の不正に関する内部調査の結果を、外部に公表することを検討しているほか、損害賠償請求も視野に入れているという。

一方、ルノーに対してだが、今回の再逮捕の容疑が特別背任だったことから、内部調査の結果などに対して、理解を求めている。


ゴーン容疑者の再逮捕について、フランスではどのように伝えられているのでしょうか。
藤田裕介記者の報告です。


朝を迎えたばかりのフランスでは、保釈へ向けた動きから一転、ゴーン容疑者が再逮捕されたという一報を、メディアは淡々と伝えている。

パリ市民は「この事件はとても不思議だ。(拘束が)もう1カ月続いていて、長く感じる」、「(再逮捕は)知っている。(ゴーン容疑者が)クリスマスを家族と過ごすと聞いていたが、そうならないかもしれない」などと話した。

ゴーン容疑者の保釈の可能性が伝えられた20日、フランス紙「レゼコー」は、「あり得ないことが起きた。通常は認められる検察の勾留延長請求を、裁判所が認めなかった」と報じるなど、フランスでは、「日本での空気が変わってきたのではないか」との期待が見られた。

この事件をめぐっては、フランスでは、いわゆる「陰謀論」が根強く、行方を注意深く見守っている。

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