噴火で津波 警報なく死者は373人に インドネシアで発生

12/25 01:29
インドネシアの津波で、死者が370人を超える中、奇跡の救出劇があった。

大量のがれきを手作業で撤去する、救助隊員たち。

懐中電灯が照らす、その先には、必死に助けを求める子どもの泣き声。

津波の発生から12時間後。
倒壊した家屋の下敷きになった車の中から、5歳の男の子が奇跡的に救出された。

インドネシアのスンダ海峡で、22日に発生した今回の津波。

これまでに373人が死亡、128人が行方不明になっている。

コンサート会場にいた人は「ステージの後ろから水が来るのが見えた。逃げようとしたけど、流されてしまった」と話した。

コンサート会場を撮影した映像では、津波の前に地震は起きておらず、なんの前触れもなく津波が人々を襲ったのがわかる。

インドネシア当局は、この津波の原因が、スンダ海峡の島で起きた火山の噴火だったと発表した。

実は津波発生の30分ほど前から、この火山では断続的に噴火が発生していた。

この噴火によって地滑りが発生し、大量の土砂が海底に流れ込んだことで、海底の地形が変動し、津波が起きたとみられている。

こうした火山活動による津波は、日本でも発生する可能性があると、専門家は指摘する。

東京大学地震研究所・纐纈一起(こうけつ・かずき)教授は「津波 = 地震というわけではないという結果の1つ。日本列島の本土の上にあって、海に近いような火山というのは、可能性は持っていると思います。日本でも注意をする必要があると思います」と話した。

現地当局によると、今回のような噴火による津波に対して、警報を出すシステムは整備されていなかった。

インドネシアのジョコ大統領は、早期警報システムの購入を指示した。

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