年の瀬「円高」海外旅行に恩恵 株価乱高下に不安...

12/26 19:06
年末年始、寒波が襲来する日本を離れて、常夏のハワイや憧れのスターがいるハリウッド、はたまたニューヨーク・タイムズスクエア。
こういった場所でカウントダウンを予定されている人も多いかもしれない。

そんな旅行に欠かせないのが、アメリカドル。

実は、ここ最近、このアメリカドルに気になる動きがある。
いったいどういう動きなのか。

25日、2万円の大台を割り込んだ日経平均株価は、26日も昼前から急落。

日経平均株価は一時、1万9,000円台を割り込み、およそ1年8カ月ぶりとなる安値をつけた。

取引時間中としては、2017年4月以来、およそ1年8カ月ぶりとなる1万9,000円割れ。

その後、上昇に転じ、1万9,327円6銭で取引を終えたが、荒い値動きとなった。

その裏で、この年末年始、常夏の楽園ハワイや冬でもビーチリゾートが楽しめるグアムなど、海外旅行に向かう人たちにとっては朗報も。

実は今、じわじわと円高が進行中。
円高が進めば進むほど、お得に海外旅行ができることに。

東京外国為替市場の円相場は12月に入って、1ドル = 112円から113円台で推移していたが、25日は、110円台の円高となった。

26日は、反動でやや円安に傾いたが、午後4時時点で1ドル = 110円41銭から44銭と、円高傾向が続いている。

国際線の出発ロビーには、保安検査場の前に、ずらっと行列ができていた。
お正月を海外で過ごす人もたくさんいるもよう。

フランスに行く旅行者は、「おとといくらいに一度(両替)して、きのうもう一度値段見てがっくりきました。そのあと日本円が高くなったので」と話した。

オーストリアに行く旅行者は、「新婚旅行で行きます。出国前に両替していこうと思います」と話した。

また、東京都内の外貨両替ショップでは。

大黒屋 池袋グリーン大通り店の大平雄太店長は、「年末の需要というのももちろん毎年あるんですけど、この円高が追い風になって、かなりのお客さまが両替に来ている」と話した。

逆に、日本を訪れている外国人観光客にとって、円高は「バッドニュース」。

オーストラリアからの観光客は、「(円高は)アンラッキーだね、もう少し早く日本に来ればよかった」と話した。

アメリカからの観光客は、「旅行の終わりのころには、両替するときに変化があるかもね。(ショッピングはいつごろする?)たぶん早めにするわ」と話した。

今回の円高・株安の背景にあったのは、アメリカのトランプ政権が抱える政治的なリスク。

投資家の間で、ドルを売って、比較的安全な円を買おうとする動きが高まったこと。

ニューヨーク市場では、株価が暴落しているが、トランプ大統領は25日、「今がとてつもない買いの好機だと私は思う。まさに絶好の買いのチャンスだ」と述べ、自らが招いたとされる株価暴落に対し、アメリカの株を買う絶好のチャンスと強がりともとれる考えを示した。

トランプ相場の余波を受け、不安定な動きをみせる日本の円と株。

目を離せない状況は、しばらく続くとみられる。

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