死刑囚2人の死刑執行  山下法相が会見「極めて残忍 慎重の上にも慎重に検討し判断」

12/27 11:41
1988年に起きた投資顧問会社社長ら2人が殺害された事件で、河村啓三、末森博也死刑囚の死刑が26日、執行された。
山下法相が午前11時から記者会見し、発表した。

記者会見の冒頭の発言は以下の通り。

本日、旧姓河村こと岡本啓三、末森博也の2名の死刑を執行した。

本件は、投資顧問会社の社長から現金1億円あまりを強取した上、犯跡を隠蔽(いんぺい)するため、同社長及び同社従業員の2名を殺害し、両名の死体をコンクリート詰めにして、山中に遺棄するなどした他、証券会社従業員から約1億4,000万相当の株券を詐取し、だまし取り、さらに拳銃及び実包を所持したという、強盗殺人、死体遺棄、詐欺、銃砲刀剣類所持等取締法違反、火薬類取締法違反の事件である。

本件はまことに身勝手な理由から被害者の尊い生命を奪うなどした極めて残忍な事案だ。
拉致され順次絞殺されただけではなく、コンクリート詰めにされて山中に遺棄された被害者の方々はもちろん、ご遺族の方にとっても無念この上ない事件だと思う。
極めて凶悪な犯行であり、社会を震撼(しんかん)させるものでもあった。

当然のことながらこれらの事件は、裁判において十分な上にも十分な審議を経たうえで、最終的に死刑判決が確定したものだ。

我が国が法治国家である以上、確定した司法判断については、その執行を妨げる事由がない限りは厳正に執行されなければならない。
他方で死刑は人の生命を奪う峻厳な刑罰である以上、その執行に際しては、刑の執行停止、再審事由の有無など、刑の執行を妨げる事由がないことについて、慎重の上にも慎重な検討が必要である。

法務大臣として、このような法の峻厳さと正面から向き合い、慎重の上にも慎重な検討を加えた上で死刑の執行を命令した次第である。

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