「ことしは○○景気」トップ直撃 2019日本経済の行方は

01/07 19:03
企業トップが見据える、2019年の日本経済。
あなたの会社は何景気?

島田彩夏キャスターが訪れたのは、帝国ホテル東京の本館2階にある孔雀(くじゃく)の間。

会場には、経営者ら1,400人以上が一堂に会した。

毎年恒例となっている経済団体の新年祝賀パーティーに、日本経済をけん引する、名だたる企業のトップらが顔をそろえていた。

景気拡大の長さが、「いざなぎ景気」を上回り、戦後2番目となる一方、アメリカ市場のあおりを受け、波乱のスタートを切った日本経済。

米中貿易戦争をはじめとする海外リスクのほか、10月には消費増税が予定される2019年の見通しをトップたちに聞いた。

まずはセブン-イレブンを展開する、セブン & アイ・ホールディングスの井阪隆一社長。

亥(い)年ということで、お題は「猪(ちょ)っとキニナル今年のミカタ」。

あなたの会社はことし、何景気?

セブン & アイ・ホールディングス 井阪社長
「改元景気」

「元号が変わる、われわれもそうですけど、皆さまの期待感、高揚感というのも上がってくると思いますし、これを契機に結びつけていきたいなと思って、このように書かせていただきました」

続いては、アマゾンジャパンのジャスパー・チャン社長。

アマゾンジャパン ジャスパー・チャン社長
「あけぼの景気」

「新元号になる年となるので、さまざまな新しいものが出てくるのかなあと思うので、それをすごく期待しています」

また、1月3日に子会社の機長の飲酒により、大幅な遅延騒動が起きたANAホールディングスの片野坂真哉社長は...。

ANAホールディングス 片野坂社長
「誠に申し訳なく思います。安全を第一とする航空会社にとって、あってはならないこと。再発防止と新しい基準もこれから出てまいりますので、信頼回復に全力を挙げたいと思っています」

「安全と品質景気」

「私どものことしのテーマは、安全と品質です。パイロットの飲酒問題や、ロールス・ロイスのエンジンの問題もありまして、この安全をしっかりと、もう一度再構築するのが大事です」

そして、2019年は「再始動景気」と回答したのは、大規模なリストラなどにより、経営再建を図っている東芝の車谷暢昭会長。

特にことし注目している重要ワードはというと...。

東芝 車谷暢昭会長
「『米中貿易戦争』ですかね、これは読み切れない」

「それが、どういうところでまとまるのかが、非常に大きな、ことしの1つの動きになると思うので、それを見極めたいなと」

さらに、サントリーの新浪剛史社長は、2019年の日本は「ドタバタ景気」になるとしたうえで...。

サントリー 新浪剛史社長
「一喜一憂せず、基本は、全般的には、いいんだというふうに思っている。ただ、こうなるのではなく、じわじわと、わたしはよくなってくる、そういう景気だと思っている」

7日のパーティー会場には、この人の姿も。
日産自動車の西川広人社長。

2018年は、トップのカルロス・ゴーン容疑者が逮捕されるという、波乱の年となったが...。

日産自動車 西川社長
「『新時代の幕開け景気』。ちょっと明るくいきたい気持ちはある」

「一言で言えば、ガバナンスの再構築。将来に向けてのガバナンス元年というつもりでやっていくべきですし、やっていこうと思う」

こうした中、日本の景気を映す日経平均株価は7日、一時700円以上も値上がりし、2万円台を回復。

気になる今後の見通しについて、各企業のトップたちは...。

すかいらーくホールディングス・谷真会長
「僕は、2万2,000円までいけるのではないかと」

大和証券グループ 中田誠司社長
「2万円から2万6,000円くらい。2万6,000円というのは、えいやっで言っているわけではございませんので。日本の上場企業の業績が、今年度、それから4月から始まる来年度、増益を見ております」

一般家庭の収入や、個人消費を大きく左右する景気。
2019年のポイントは...。

フジテレビ経済部・智田裕一解説委員
「株価は、上昇を予想する見方が多いようですが、ことしは新元号と消費増税が、いつもの年とは違う要素です。年前半は、新しい元号での前向きなムードが景気にプラスに働きそうな一方で、秋には、消費税増税という関門が待ち構えています。消費者が、キャッシュレス還元などに魅力を感じて消費を続け、買い控えを起こすことなく、増税を乗り切れるかが、景気の行方を占う鍵になります」

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