「わたしは無実 不当な勾留」 カルロス・ゴーン容疑者

01/08 22:02
特別背任の疑いで再逮捕された日産自動車の前会長、カルロス・ゴーン容疑者が、東京地裁での勾留の理由を明らかにする手続きに出廷し、「わたしは無実です。日産に一切、損害を与えていません」と無罪を主張した。

私的な損失を日産につけ替えるなどした、特別背任の疑いで再逮捕されたゴーン容疑者は、裁判の冒頭、「捜査機関からかけられている容疑が、言われのないものであることを明らかにしたいです。わたしは日産のために全力を尽くし、合法的に業務を進めてきました」と陳述した。

そして、日産への損失つけ替えについては、一度、契約の主体を日産にしたことを認めたうえで、「日産に損害を与えていません」と容疑を否認した。

また、私的な損失の信用保証に協力したサウジアラビア人実業家へのおよそ16億円の支出については、「彼は日産に極めて重要な業務を推進してくれたので、相応の対価を支払った」と主張し、過少記載の罪に問われた退任後の報酬をめぐっては、「開示されていない報酬を受け取ったことはなく、開示されていない支払いを受け取る契約を締結したことも一切ありません」と全面的に否認した。

最後に、「裁判長、わたしは無実です。わたしは常に誠実に行動してきました。何の確証も根拠もなく容疑をかけられ、不当に勾留されています」と無罪を訴えた。

開示手続き終了後に、弁護団が会見し、「勾留の理由がないと考えているから開示を求めた」と述べ、勾留の不当性を訴え、勾留の取り消しを東京地裁に請求した。

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