世界初 忘れた記憶を薬で回復 認知症治療に光明

01/10 00:37
認知症治療に新たな光。
記憶の回復をアシストする薬とは。

めまいの治療薬として広く使われている処方薬、「メリスロン」。
この薬によって、忘れた記憶を復活させる実験に、東京大学や北海道大学、京都大学などの研究チームが、世界で初めて成功した。

実験は、38人の参加者に128枚の写真を見せて、1週間後にどれだけ記憶できているかをテストする方法で実施。
メリスロンを飲んだ場合と飲まなかった場合で、正解率を比較した。

すると、メリスロンを飲んだグループでは、脳内の情報伝達にかかわる「ヒスタミン神経」が活性化。
忘れていた写真を思い出すケースが増え、正解率が上昇した。

京都大学研究チーム・高橋英彦准教授は「見たはずだけど思い出せないってあるじゃないですか、それが、お薬で思い出せる」と話した。

今回の実験によって、記憶回復のメカニズムが解明され、今後、アルツハイマー病など、認知症の治療薬の開発が期待される。

高橋英彦准教授は「記憶が思い出しにくい患者さんはおられますので、そういう方々に今後、実際に臨床応用ができるかどうか。そこを今、検討しているところです」と話した。

(関西テレビ) (関西テレビ)

公式Facebook 番組からのメッセージ

FNN
FNNプライムニュースデイズ
FNNプライムニュースイブニング