難航する「非核化」“疑惑”の写真 ウラン施設が稼働?

01/10 18:47
中国を訪問した北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長だが、晩さん会はワインで乾杯。
老舗の製薬メーカーでは、笑顔の視察。
首脳会談での話題は、やはりあの国のことだった。

新年早々、中国と北朝鮮のリーダーが交わした、固い握手。
中朝双方のメディアは10日、金正恩委員長の4度目となる訪中の映像や写真を公開した。

8日、北京駅に到着した際の金委員長一行の写真。
女の子から花束を受け取り、金委員長は笑顔だった。

人民大会堂で行われた歓迎式典では、子どもたちが旗を振り、ジャンプしながら、金委員長を歓迎。

式典会場を訪れた北朝鮮の幹部らの中には、金委員長の妹・金与正(キム・ヨジョン)氏の姿も確認でき、その健在ぶりがうかがえる映像もあった。

さらに、金委員長お気に入りとされる楽団の、玄松月(ヒョン・ソンウォル)団長とみられる姿もあった。

人民大会堂で行われた、晩さん会の様子の写真。

ワイングラスで乾杯する両首脳。

一夜明けた9日は、中国医薬の老舗製薬メーカー「北京同仁道」の工場を訪れ、生産ラインなどを視察した。

ドリンク剤とみられる茶色い瓶を手に取り、見つめる金委員長。

子どもの背丈ほどの像を、金委員長が指さす場面も。

実はこの像、人の全身にあるツボの位置が記されたもの。

創業者一族の姓をとって、“楽氏銅人(らくしどうじん)”と呼ばれている。

金委員長は、今回の首脳会談で、「非核化の立場を堅持する」と表明し、「トランプ大統領との2度目の会談で成果が得られるよう、努力する」と述べた。

対する習主席は、「北朝鮮の関心事項が解決されるべきだ」として、北朝鮮への支持をアピール。

さらに、北朝鮮メディアは、金委員長が習主席の北朝鮮訪問を要請し、習主席もこれを受け入れたと報じた。

しかし、米朝再会談の時期が注目される中で、気になる動きも。

アメリカの研究機関が、北朝鮮のウラン濃縮施設が稼働している疑惑を明らかにした。

2018年12月19日に、寧辺(ヨンビョン)にある核関連施設を捉えた衛星写真がある。

周りの建物には白い雪が積もっているが、ウラン濃縮施設とされる建物には、雪がなく、青い屋根が見えている。

アメリカの研究機関「38ノース」は、「施設から出る熱で、屋根の雪が解けた可能性がある」として、ウラン濃縮施設の遠心分離機が稼働している可能性があると分析。

米朝の非核化協議が難航する中、北朝鮮が核施設の温存を図ろうとする思惑が見え隠れしている。

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